ダンスムービー、バレエ発表会の撮影ならdancemovie.jp

Blog ブログ

2025.01.16

バレエ演目のご紹介『眠れる森の美女』

バレエ演目のご紹介『眠れる森の美女』

今回は、『眠れる森の美女』をご紹介します。

 


 

<原作>

 『眠れる森の美女』は、チャイコフスキー作曲の三幕構成のバレエ作品で、フランスの作家シャルル・ペローの童話を基にしているといわれています。

 

<登場人物>

オーロラ姫 – 主人公で、呪いによって眠りにつく美しい姫

デジレ王子 – オーロラ姫と結婚する王子

カラボス – オーロラ姫に呪いをかける悪の妖精

リラの精 – 善の妖精。カラボスの呪いを弱め、オーロラ姫を眠りにつかせる

 

<あらすじ>

◆プロローグ◆

 物語は、オーロラ姫の誕生を祝う場面から始まります。王と王妃は盛大な洗礼式を開き、妖精たちを招待します。しかし、悪の妖精カラボスだけが招待されていなかったため、彼女は怒り、オーロラ姫が16歳の誕生日に糸車の針に刺されて死ぬという呪いをかけます。幸い、リラの精がこの呪いを和らげ、オーロラ姫は死ぬのではなく、100年の眠りにつくことになると予言します。

 

◆第1幕◆

 16歳になったオーロラ姫の誕生日が祝われています。王国中の人々が集まり、祝宴が開かれます。しかし、カラボスが老婆に変装して現れ、オーロラ姫に糸車を渡します。オーロラ姫は糸車の針に刺され、呪いの通りに眠りにつきます。リラの精は城全体を眠りにつかせ、茨の森で城を覆い隠します。

 

◆第2幕◆

 100年後、デジレ王子が狩りをしている最中、リラの精に導かれ、オーロラ姫の幻を見せられます。王子はその美しさの虜となり、リラの精にオーロラ姫の元へ連れて行くよう頼み、眠れる城にたどり着きます。

 王子は、茨に囲まれた城の中でオーロラ姫を見つけ、彼女にキスをします。

 これにより呪いが解け、オーロラ姫と城の人々は目を覚まし、王子は、姫に結婚を申し込みます。

 

◆第3幕◆

 オーロラ姫とデジレ王子の結婚式が盛大に祝われ、多くの童話のキャラクターたちが招待されて踊りを披露します。

  特に有名なキャラクターには、青い鳥とフロリナ王女、長靴をはいた猫と白猫、赤ずきんと狼などがいます。この結婚式のシーンは華やかで、バレエのクライマックスを飾る重要な部分になっています。

 


 

いかがでしたか。

 この第1幕では、16歳になったオーロラ姫に4人の王子が求愛の証としてバラを渡します。

 4人の王子が同じ踊りを繰り返す間、オーロラ姫は片足を軸にトゥで立った姿勢を維持します。この場面は、技術的にも難易度が高く、ダンサーの技量を堪能できます。

 また、第3幕のキャラクターによる踊りは、衣装・演出含め、見ごたえたっぷりです。

 

 さて、今回と、『白鳥の湖』、『くるみ割り人形』でご紹介した作品は、すべてチャイコフスキーが作曲したもので「3大バレエ」とも呼ばれています。

 

 次回は、『ドン・キホーテ』をご紹介します。お楽しみに♪

一覧ページへ戻る
ページ上部へ戻る